森と街のがっこう


森と街のがっこう、
開校しました。
森を美しく保つ。そんな林業を広めたい。

Message
北海道各地の山で、森の再生と林業を両立させること、美しい風景をつくり遊び学ぶことを、現場である森から伝えることを追及してきた陣内雄と足立成亮。彼らに誘われてたくさんの人たちが森を訪れました。そして森と街に何が必要か話し合い、2021年、森と街を結ぶ場「森と街のがっこう」がスタート。
森には、原生的な姿に戻る力がある。
すごく時間はかかるけれど、森はもとの姿に戻っていきます。それを見極めて力のある木を残し、その周囲の木を丁寧に伐る。やさしい森道をつけて、伐った木を運び出し、大切に使う。森を美しく保つ。そんな林業を広めたいと考えています。
森と人は共存していけるはず。そのためには街に住むのみなさんの森への関わりが欠かせません。このやさしい林業を知り、楽しみ、広めてほしい。そんな思いで私たちは「森と街のがっこう」をつくりました。
いろいろな関わり方があると思います。森のSNSをフォローする。寄付する。森に行ってみる。実際に作業してみる。そしてあなた自身の言葉で、それを大切な人に伝える。友達を連れて森に行く。そして、そのうちの何人かは、森と深く関わるようになっていく。
この活動はこれから100年、200年、続けていきたい。あなたの子ども、孫、そのまた孫まで、ずっと森と関わってほしい。そう思っています。森はずっと生き続け、少しずつ少しずつ、豊かになっていきます。そしていつもあなたを待っています。
Teachers
森と街から、あつまりました
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校長
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陣内 雄
木こりビルダーズ
札幌生まれ。東京藝術大学建築科卒。設計事務所勤務を経て、北海道上川郡下川町の森林組合作業員に。並行してワラ断熱の実験棟建設や、東京での音楽活動を行う。間伐材のアロマ精油事業(2000年)や、エコ建築や森林療法などの地域活動を立上げ。「NPO法人もりねっと(2006年)」「北海道森林ガバナンス研究会」を設立。 2015年にフリーの木こりとなり、環境保全型林業を実践している。(一財)札幌南高等学校林理事。2019年、山と建築を直結する木こりビルダーズ活動を始めた。
足立 成亮
outwoods
札幌生まれ。札幌で写真作品制作などの活動をしていたが、2009年の春、自身が森で働くイメージを強く抱き始め、北海道滝上町へ移住。森林調査/森林作業を行う企業にて山仕事の修行を始める。2012年、北海道旭川市にて独立、outwoodsと名乗る。山奥の林業から里山アクティビティまでのヤマのコト、薪の販売などを生業としている。2016年、故郷の札幌に本拠地を戻し、北海道各地で活動中。

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体育教員